アミノ酸の効果・効能
非必須アミノ酸
人間の身体で使われる20種類のアミノ酸のうち、 体内で合成出来ないため食事などで直接摂取しなければならない必須アミノ酸に対し、 体内で合成可能な11種類のアミノ酸を非必須アミノ酸と言います。
そのため必ずそれらを摂取しなければならないということはありませんが、 個々が身体にとって有益な作用をもたらすのでいくつか紹介しますね。
まず身体にとって疲れにくさを高める効果を持つのがアスパラギンです。
このアスパラギンは筋肉を動かすグリコーゲンの生産性を有するために、 摂取することで新陳代謝を高める、スタミナが増すとされています。
同様に疲労回復に役立つのがアスパラギン酸です。
摂取するとスタミナが増えるとされスポーツドリンクなどに利用されています。
このアスパラギン酸が身体の中で不足がちになると疲れが溜まりやすく、 様々な外的刺激に対する抵抗力が弱まってしまいます。
他にも身体の中の老廃物の処理や肝機能の向上にも効果があるとされています。
また、肌の健康という点で活躍するのがセリンという非必須アミノ酸です。
このセリンは天然保湿因子の主成分のため、肌の角質層に多く含まれています。
肌において潤いを保つのに欠かせないアミノ酸です。
さらに脳に対しても作用を持っていて、 セリンから作られる成分は脳細胞のエネルギーとなるブドウ糖の吸収効率を高めます。
一般的に認知症やアルツハイマーの進行を阻止すること、不眠症の改善に効果があるとされています。