ブルーベリーの品種は、いまや300種類を超えると言われていて、 世界の各地で栽培されています。
世界で一番ブルーベリーを栽培しているのは、 やはり大元の原産地であるアメリカで、ブルーベリー生産量の90%を占めています。
アメリカ産のブルーベリーを一番多く輸入しているのは日本で、 日本で販売されているブルーベリーのほとんどはアメリカ産です。
他には、オーストラリア、チリ、ニュージーランドがあります。
しかし、ブルーベリーの需要というのは年々増えていることから、 国内での生産も盛んになってきています。
現在、国内生産されているブルーベリーは、 山梨、長野、群馬、新潟が主要産地となります。
ただし、昨今のブルーベリーブームを受けて、 ブルーベリーを栽培する地域はどんどん広がっています。
特に顕著なのが関東で、山梨県の北杜市と並んで、 茨城県のつくば市や東京都の小平市は「日本3大ブルーベリー」の 産地として有名になってきています。
日本で栽培されているブルーベリーの品種は、主に、 ハイブッシュ系、ラビットアイ系、ローブッシュ系の3種類です。
ハイブッシュ系というのは、 生で食べるのに一番適していると言われるブルーベリーの品種で、 粒が大きいのが特徴です。
比較的どんな土地でも育ちやすいのですが、 暑すぎても寒すぎても上手に成長しないので、 北海道や沖縄などでは栽培出来ません。
このハイブッシュ系のブルーベリー栽培を始めたのが長野県で、 長野県での栽培の成功によって新潟、群馬、山梨などに栽培が広がったと言われています。
現時点では、ハイブリッシュ系の栽培が一番盛んになっています。