コラーゲンには、様々な効用がありますが、 中でも注目を浴びているのが老化防止効果、 免疫力アップ、そして美肌効果です。
老化とは、体の組織が損傷を受けて本来の働きが できなくなるために起こる様々な不調のことを指します。
20歳を過ぎると体内で生成されるコラーゲンは徐々に減っていくので、 体の組織にハリがなくなり老化が進行します。
しかし、適切にコラーゲンを補給すれば、関節や骨、 血管などの組織の老化が進行するのを食い止めるのに役立ちます。
コラーゲンは、骨髄を形成する組織です。
骨髄は、血を作ったり、体を病原菌から守る働きをします。
骨髄のコラーゲンが不足すると、造血が滞り、免疫機能が衰えます。
免疫力を高い体は、ウィルスなどの外敵が体を 攻撃しても防御する力に優れています。
コラーゲン不足にならないよう気を付けることで、免疫力をアップすることができます。
分子の大きいコラーゲンを含む食べものをいくら食べても、 消化器官で消化されて肌にコラーゲン効果が 届かないのではないかという疑問が昔からありました。
しかし、コラーゲンを摂るとなぜ肌に良いかということが、 とうとう科学的に解明されました。
食べ物に含まれるコラーゲンの一部は、 ペプチドというアミノ酸化合物になって血液中に留まります。
その結果、ペプチドは再びコラーゲンを 作って皮膚の傷を修復する助けをすることが実験で解明されたのです。
コラーゲンを食べると皮膚のコラーゲンが増えるというのは本当だったのですね。
美肌効果を期待する場合は、サプリメントやドリンクなどで コラーゲンをより効果的に補給することを検討すると良いでしょう。
このように、コラーゲンは体の様々な組織に働きかけて 健康を維持する上で欠かせない物質です。
体力づくりや美容のために、上手に生活に取り入れましょう。