DHAの効果・効能
ドコサヘキサエン酸
頭を良くする栄養成分とされ、その効果が注目されている栄養成分がDHAです。
正式名ドコサヘキサエン酸と呼ばれるこの栄養成分は冒頭で 述べた効果以外にも様々な健康効果が期待できます。
その一つに動脈硬化の予防があります。
日本の死亡原因の第2位の心臓病や第3位の脳卒中の直接的な原因となるのが動脈硬化で、 これらは生活習慣病とも呼ばれています。
これらはここ数年で食生活の欧米化が進み、 血中に悪玉コレステロールや中性脂肪が増えてしまったことが元となっているとされています。
実はDHAにはこれらの動脈硬化の原因となる状況を改善することの出来る効果を持っています。
DHAをはじめとした不飽和脂肪酸は血中の悪玉コレステロール値を下げることが出来ます。
これにより動脈硬化の原因となるコレステロールの血管付着を防ぐことが出来ます。
また、DHAには中性脂肪を減らす作用があります。
中性脂肪は人間にとって少なからずは必要な成分ですが、 摂り過ぎてしまうと今問題となっているメタボの状態になってしまう可能性があります。
血管に中性脂肪が溜まることで動脈硬化の原因にもなってしまいます。
これらの動脈硬化の原因となるコレステロール、 中性脂肪に対しDHAが作用することでその発症リスクを抑えることが出来るのです。
さらにDHAには常温で固まらないという性質があり、 血液をサラサラにするので、こちらも動脈硬化の防止に一役買ってくれます。
このようにDHAには注目すべき健康効果があるのです。