EPAの効果・効能
花粉症に心強い効果
EPAという栄養成分をご存知でしょうか？
この成分はDHAと同じく人間の体内で合成することの出来ない必須脂肪酸の一種で、 サバやサンマといった青魚に多く含まれています。
DHAと共に人間にとって様々な良い効果をもたらすので非常に注目を受けていますね。
では具体的な効能ですが、実はこのEPAは花粉症に悩まされている方に心強い効果を持っています。
今や現代人の慢性疾患とも言える花粉症ですが、その予防や改善にEPAが役立ちます。
花粉症のようなアレルギー症状は免疫反応の異常により起こっています。
ある特定のアレルギーの引き金になってしまう物質をアレルゲンと呼びますが、 そのアレルゲンに対し過剰な反応を起こしてしまい、 その周囲の組織にも免疫機能が攻撃を行うことで炎症を伴います。
花粉症の場合はスギやヒノキの花粉ですよね。
こうしたアレルギーを持つ人にはEPAが不足していると言われるのです。
EPAは花粉症において炎症を起こす物質であるロイコトリエンという 炎症物質を抑制する効果を持っています。
さらに炎症を抑制するための成分であるビオチンの効果を高めるという作用もあるのです。
花粉症の鼻水などの症状が出ると一般的に抗ヒスタミン剤に頼りがちですが、 副作用もあるため使いにくいという方もいるでしょう。
やはり花粉症の症状を止めるためには花粉に異常に反応している免疫機能を正常にするのが一番です。
そのためにEPAを食事やサプリメントで適切に摂取するのが良いですよ。