骨と骨の間には、クッションの役割をする軟骨というものがありますが、 これを形成しているのがコンドロイチンです。
そして、お肌の潤いを保つために水分を 貯め込む役割をしているのがヒアルロン酸です。
この2つの成分を生成しているのがグルコサミンで、 グルコサミンの生成が減少すると、軟骨が不足して関節痛が起こったり、 保水力の低下でシワや乾燥肌になってしまいます。
グルコサミンは、体内に存在している成分なので、 必要量が足りなくなると体内で生成されます。
しかし、生成能力というのは年齢とともに衰えていって、 グルコサミンがどんどん減っていってしまいます。
だから、加齢によって関節痛が起こったり、お肌のシワが増えてしまうのです。
グルコサミンの量というのは、赤ちゃんの時が一番多く、 そのあとはどんどん減少していってしまうことが分かっています。
20歳になったら赤ちゃんの時の生成量の半分になり、 50代になるころにはその5分の1まで減ってしまいます。
つまり、加齢とともにグルコサミンが減って、 ヒアルロン酸やコンドロイチンの量も減ってしまうというのは、 ある意味自然なことです。
しかし、それを放っておけば、 関節やお肌の老化症状はどんどん進行していくので、 グルコサミンを体外から補給する必要があります。
残念ながら、グルコサミンを食事などから充分摂取するのは難しいので、 サプリメントで補充しなければいけません。
関節痛やお肌の老化が進んでしまう前に、 積極的にグルコサミンを摂取して、改善や予防が出来るようにしましょう。