コエンザイムQ10は冷え症対策に向いている栄養素です。
コエンザイムQ10は、コエンザイムQ10は、 もともと米国でうっ血性心不全の治療薬として開発されました。
循環器系の病気に効果があることからさらに研究が進み、 様々な効用が明らかになって来たという経緯があります。
つまり、最も得意とするのは血行の改善なので、冷え性対策ならお任せです。
コエンザイムQ10が冷え症に良いとされるのは、 コエンザイムQ10には血管の健康を維持して血流を良くする働きがあるからです。
冷え症の人は、血のめぐりが悪く、 特に太い動脈を流れている血が体の末端の毛細血管まで循環しにくくなるので、 手足が冷たい、しびれるなどの症状が現れます。
コエンザイムQ10を積極的に補給することで、全身の血の巡りの改善が期待できます。
コエンザイムQ10は、体を動かすために必要なエネルギーを生み出す 化学反応にも深くかかわっています。
コエンザイムQ10が不足すると、体が必要とするエネルギーの生産が間に合わず、 心臓に負担がかかり、体力の衰えや動悸、息切れなどの症状が現れます。
冷え性で疲れやすい人は、体が作るエネルギーが根本的に不足している可能性があります。
体内のコエンザイムQ10は、20歳をピークにして徐々に減少を初め、 40歳を過ぎると一気に減り始めます。
コエンザイムQ10の減少時期を迎えたら、積極的に血行の改善策を講じましょう。
食品からコエンザイムQ10を摂る場合は、青魚やブロッコリー、 大豆、牛肉などに多く含まれています。
しかし、食べ物だけから十分な量のコエンザイムQ10を摂るのは難しいので、 サプリメントを生活に取り入れて冷え知らずの体質を目指しましょう。