クロレラにはタンパク質が含まれています。
タンパク質は人間の体の細胞を構成する素材ともいうべき要素です。
人間の体を形作るタンパク質がよければ体も維持しやすいといえます。
人間の細胞の中には免疫細胞と呼ばれるものが存在します。
人間の免疫機構はいわば体のガードマンのようなものです。
人間が生活している周囲にはさまざまな生き物が生きています。
ビールスやウィルス、細菌といった小さな生き物は、 人間の体の中に入ってきて悪さをする事があります。
風邪を引く、腸炎になるといった具合です。
そこで活躍するのが免疫細胞なのです。
免疫細胞は常に体中をパトロールして、自分の体に異物が入り込んでいないかを探しています。
建物の中をガードマンが巡回警備するのと同じです。
異物を発見すると免疫細胞は相手の特徴を知ろうと情報収集を始め、 以前に入り込んだことのある異物か、はじめて入り込んできた異物かをチェックします。
以前に入り込んだ記録があればそのデータを即座に呼び寄せて、 その異物を排除したり破壊したりと働き始めます。
虫に刺されたり、炎症を起こした時に患部が赤くなるのは、 異物対処のために血液が集まってくるからなのです。
免疫細胞は、初めて入り込んできた異物の型もしっかりデータ化し、 今後の侵入に備えます。
予防注射をすると特定の病気にかかりにくくなるのは、 そのデータを体に注入して予め体に備えをさせているからなのです。
そのように、免疫細胞はわたしたちが健康を維持するために欠かせない存在です。
タンパク質をしっかり摂って細胞を元気にしておくことは、健康維持に大切な要素なのです。