ここ数年で、「亜鉛」というミネラルは一般的な認知度がとても高くなりました。
これは、亜鉛が持つ美容効果の高さが影響しているからでしょう。
亜鉛には、メラニンの解消を促進する効果があるので、 今まで難しかったシミを薄くするということが出来るのです。
また、ビタミンCと一緒に摂取すると、コラーゲンを生成してくれるので、 しわやたるみに絶大な効果があります。
シミ、そしてしわやたるみというのは、女性の永遠の悩みとも言えるものです。
それが、亜鉛を摂るだけで改善することが出来るのですから、 美容の分野で注目されて認知度が上がるのは当然かもしれません。
他にも、免疫力を高める効果があるので、あらゆる病気を予防することも出来ます。
亜鉛を一番簡単に摂る方法は、生牡蠣を食べることです。
生牡蠣1個に、亜鉛の1日の推奨摂取量が含まれているので、 これだけで摂取出来てしまうからです。
他に亜鉛が多く含まれている食材と言えば、うなぎの蒲焼、牛のレバー、アーモンドになります。
亜鉛が欠乏することで起こる障害は、味覚障害、免疫機能の障害、 中枢神経の障害、お肌のトラブルなどがあります。
しかし、よっぽどのことがない限りは、障害が出るほど欠乏することはないと言われています。
ただし、味覚障害が長期にわたって続くと、 味覚を感知する細胞が破壊してしまうので注意が必要です。
過剰に摂取した場合は、鉄や銅など他のミネラルの吸収を妨げてしまいます。
そのため、鉄欠乏や銅欠乏を引き起こします。
また、一度に摂りすぎると、めまいや吐き気などの症状が出ることもあります。