お酒を飲む機会の多い人は、シジミを食べるといいという話をよくきくと思われます。
実は、シジミには、肝臓の負担を軽減することができるような成分が、 多く含まれているから、そういわれるのです。
例えば、シジミには、タウリンやビタミンB12といった成分が、多く含まれています。
いずれも肝臓の解毒作用を促進する働きが、期待されています。
いずれの成分も、レバーに匹敵するくらいに、豊富に含まれているといわれています。
そして、シジミには、オルニチンという成分が、豊富に含まれています。
オルニチンとは、遊離アミノ酸という成分の中の一種を指します。
タンパク質を構成するために欠かせない成分なのですが、 必須アミノ酸とは違って、普段は作用をしません。
しかしもし必須アミノ酸が少なくなって、必要な時にだけ、 効果を発揮するというところが、特徴的といえます。
オルニチンには、アラニンというアミノ酸の一種のバックアップをする働きがあるとされています。
アラニンには、アルコール代謝のアップをする働きがあります。
ですから、間接的に、オルニチンは、 肝機能をアップさせる役割に寄与しているということもできるわけです。
もしオルニチンの効能を、効率よく受けたいのであれば、シジミを冷凍にすることをお勧めします。
オルニチンは冷凍することで、何倍にも膨れ上がるとされているのです。
ですから、よりオルチニンの効果が、シジミを摂取することで、 でてきやすくなるということになるわけです。