もしシジミを食べるという場合には、まずは砂抜きをしないといけません。
砂抜きをしないと、食べたときに、ジャリといういやな砂をかむことになってしまいます。
砂抜きをするためにはまず、塩水を作りましょう。
1000ccの水に対して、小さじ2杯程度の塩を入れるのが、基本です。
そして、シジミを流水を使って、こすり合わせるように洗いましょう。
そして、砂抜きのメインの作業に入ります。
貝は、平らな容器の中に入れましょう。
この時、貝が重ならないように一面に敷き詰めるようにするのが、ポイントです。
そこに、先ほどつくっておいた塩水を、 貝の頭が少し出るくらいのところまで、入れるようにしましょう。
でないと、貝が窒息死してしまう可能性があります。
このとき網で浮かせた状態で、放置をすると、 一度吐き出した砂を、貝が再び吸いこむことがなくなります。
また容器の上に、新聞紙を乗せると、砂をよりよくはくといわれています。
シジミ料理で有名なのは、シジミ汁でしょう。
シジミ汁は、まず鍋に貝と水を1:2の割合で入れます。
そこでお酒を少々入れ、塩と味噌を使って味付けをしていきます。
この時、塩と味噌の割合は7:3くらいにするのがコツです。
このときにポイントとなるのは、沸騰をさせすぎないようにするということです。
もし沸騰をさせすぎてしまうと、貝が縮むことで、 貝のうまみをとり逃してしまうことになるからです。
貝の口が、すべて開いたら、出来上がりになります。