シジミという貝があることは、広く知られていると思われますが、 シジミの中にもいろいろなシジミがあります。
シジミの種類ですが、全体では4つくらいに分けることができるといいます。
しかし世界中で見ると、シジミの種類には、もっとたくさんの種類があります。
ただし、シジミの中には、食べられないシジミもあるので、 食べることができるということになると、4種類ということになります。
まずは、やまとしじみという種類のシジミです。
スーパーや魚屋さんで、シジミを購入するでしょうが、 その大半がこのやまとしじみといわれています。
宍道湖や木曽川などが産地になっています。
また中国から輸入して、それを海にまいて、成長したところをとるという方法も出てきています。
また瀬田シジミという種類もあります。
瀬田川および琵琶湖が産地となっていますが、 琵琶湖の開発などによって、ほとんどとることができなくなってきています。
現在のところ、琵琶湖大橋よりも北のところで、漁獲されるのが主流とされています。
ジョレンといいますが、おっかきの大きくしたようなものを使って、 それを船をつかって引きずりまわすことで、そこをさらう感じでとるのが一般的なようです。
ましじみという種類もありますが、こちらは、淡水でとれるシジミのことを言います。
江戸っ子が食するシジミとして、知られています。
またひるぎしじみという種類もあります。
奄美諸島よりも南のところで、とることができますが、日本では出回っていません。